Fagor Ederlan は BarTender で識別エラーを排除し、柔軟性とコスト削減を実現しました
ラベルデザインと印刷システムの統合による、世界的な自動車部品メーカーの大幅な運用効率と財務効率の改善を、BarTender が支援します
「単一ラベリングソリューションのおかげで、オンラインプロセスの品質向上が可能になり、ラベリング自体のプロセスの所要時間と関連コストの大幅な削減も実現しました」
- Miguel Moral、IT manager 、Fagor Ederlan
重要なニーズ:
- 製造から取り付けまでの、部品のトレーサビリティの保証
- 多様なラベル製造ハードウェアの一元管理
- ラベリングの俊敏性と応答性の向上
利点:
- ラベルのデザイン修正の所用時間を90%削減
- 印刷ハードウェアのコストを80%削減
- 簡素化および一元化がなされたラベルデザインと管理
- コンテナ識別エラーの排除
- 完全な在庫の可視性とトレーサビリティーを実現
始める準備はできていますか
Fagor Ederlan は、商用車および産業車両市場の主要メーカー向けの自動車コンポーネント(車軸、ブレーキ、サスペンションの安全部品)の生産におけるベンチマーク企業です。 モンドラゴン協同組合に所属するバスク協同組合は、スペイン、チェコ共和国、ブラジル、中国、およびメキシコに18の工場を保有しています。
課題:トレーサビリティの保証、および完全に異なる印刷コンポーネントの統合
各部品の初期製造から取り付け、運用に至るまでのコンポーネントのトレーサビリティと品質の保証が、Fagor Ederlan の主な課題でした。 部品の紛失の防止、在庫の正確性の確保には適切な識別が重要です。
BarTender への統合以前は、コンテナの識別は多様なメーカーのプリンターを使用した業界標準のラベルで行われており、さまざまなソフトウェアソリューションを設計段階から管理しなければならず、スタッフの大きな負担になっていました。 その結果として、ラベル形式の変更および、新規コードを各ラベラーのメモリにロードすることが必要になり、ラベルのデザインにかなりの時間がかかっていました。
さらに、ラベルは事前に印刷されていたため、エラーが起きる範囲が拡がっていました。 生産ラインごとに 1 日あたり約 30 から 40 程度のコンテナという少量のラベル作成においては、業務用ラベラーの社内での運用は高価なソリューションでした。
ソリューション:合理化されたラベリングソリューションおよび統合されたプリンターフリートの一元管理
Ibermática との協業および同社によるインストールにより実現した、BarTender の Automation Edition は Fagor Ederlan に包括的かつ多用途なソリューションを提供し、デザイン効率とさまざまなラベル形式の管理体制を改善しました。
BarTender による幅広い統合によって、ハードウェアとメンテナンスのコストが容易かつ大幅に削減され、あらゆる印刷機器に適応し、必要なラベルの量に合わせた調整が可能となる柔軟性が得られました。
専業レベルのラベラーへの投資の回避、およびその代替としてのより簡素化された多機能レーザープリンター (MFP) の運用と従量制サブスクリプションサービスの使用が、BarTender で可能になりました。協同組合の毎日の印刷量からすると、これははるかに経済的なソリューションとなっています。
標準の A4 用紙のラベルとリボンロールを粘着ラベルに置き換えることで、さらにコスト削減が可能になります。
単一ソリューションの実装により、簡素化され一元化された多様なラベル形式の設計および管理が Fagor Ederlan では可能になりました。これによりコンテナ識別エラーがすべて排除され、各部品の完全なトレーサビリティが保証されます。
さらに、変更箇所の自動保存により、各ラベラーに新規デザインを読み込ませる必要がなくなり、各ラベルの形式変更の所用時間が 90% 削減されました。 あらゆるタイプの印刷機器で使用可能なだけの柔軟性をBarTender は備えており、これによってハードウェアのコストが 80% 削減され、機器やシステムの将来のアップグレードに関しても新たな可能性が生まれます。