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自動切換テンプレートを新たに構築、100種類以上のラベルを一元管理

 - Thermal Ribbons Australia

 

BarTenderは、手作業による印字内容の変更に費やされる時間を削減し、ラベル作成の精度向上をすばやく効果的に実現します

CS Thermal Ribbons Front 750X500
CS Logo Thermalribbons 750X500 (1)

「BarTenderがもつ多彩な機能のおかげで、これまでにないROI(投資収益率)を実現して数週間で利益を出すことができました」

- Ron Lusk氏 Thermal Ribbons Australiaオーナー

重要なニーズ:
  • 手動のラベル作成プロセスによってエラーや不一致が発生

  • 顧客のニーズの拡大に応えるには、さらに多くの時間と労力が必要

  • 部品番号のラベルの間違いによって、顧客の業務が中断


利点:
  • 100のラベル テンプレートを1つの再使用可能なコア テンプレートに統合

  •       動的データとのデータベース接続によるラベル作成業務の簡素化

  • 条件付き印刷により、顧客固有のテンプレートを自動作成

 

PROD Monitor Enterprise 720

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もともと家族経営の小規模な企業であったThermal Ribbons Australiaは、品質や革新性、顧客満足度の向上に注力した結果、業界を牽引するほどの有名企業へと成長しました。2001年に設立しブリスベンに拠点を置く同社は主にインクリボンの製造、流通、出荷業務を行なっています。現在ではオーストラリアにおける大手リボンメーカーの一角を担い、熱転写リボンの販売代理店やラベル加工企業、契約梱包業者および官公庁に特化した形で取引を行なっています。

課題:時間のかかる手動プロセス

2019年、Thermal Ribbons Australiaは取引先ごとにカスタムデザインしたラベルを発行するサービスを展開。これにより各販売代理店が、商品であるインクリボンに対して自社のブランドロゴや品番を付与できるようになりました。取引先にしてみると、自社でラベルを貼り付けたり、製品ごとにバッチコードを付与したり、出荷ラベルを発行して貼り付けるなどといった数々の手間が省けることになったのです。

BarTenderの導入前、Thermal Ribbons Australiaのスタッフは注文ごとに数量、日付、リボンの種類などのラベルの印字内容を手動で変更していました。手作業でのデータ入力は時間が膨大にかかるだけでなく、入力ミスにより顧客のPOSシステムが認識できなくなるなどのリスクを伴っていました。

印字内容の精度は非常に重要です。なぜなら間違ったラベルを発行してしまうことで顧客の業務に支障をきたすだけでなく、販売機会の喪失や取引停止の可能性をもたらすなど結果として自社のビジネスにも悪影響となるからです。

解決策:可変データと条件付き印刷を組み合わせたラベルテンプレート

BarTenderをProfessional エディションへアップグレードしたことで、ラベルのテンプレートファイルとデータベースの接続が実現し、手作業によるデータ入力が不要になりました。さらに100種類以上のテンプレートファイルをひとつにまとめ、印字情報をデータベースから直接流し込むようにすることで、従来のように印字内容を変更するために都度データを手入力するといった時間が省けるようになりました。

これはProfessionalエディションの機能によりExcelやCSVファイルとの接続が可能となったことで、潜在的なトラブルを未然に防いだ実例です。これにより新規オペレーターへのトレーニングを短期間におさめつつ、何かあった場合はいつでもベテランスタッフが支援できる体制を整えることができました。直感的なユーザーインターフェイスとシンプルな操作感のBarTenderの活用により、Thermal Ribbons Australiaはバックアップ体制を備えた合理的なワークフローを確立し、ラベル発行業務の効率的な改善を実現したのです。

また特筆すべきは、およそ30種類にわたる各取引先向けの梱包箱やインクリボン用のラベルテンプレートに対し、条件付き印刷を組み込んだこと。さらに、BarTenderの機能のひとつであるPrint Stationを採用することで、ネットワークを介してどこからでもラベルを印刷できるようにするなど、オペレーターによる印刷ミスの防止も実現しています。BarTenderの条件付き印刷は、テンプレート内のさまざまなオブジェクトや、レイヤーで切り分けた情報またはデザインをデータベースの内容によって表示/非表示とするといった、言わばデータ連動型の自動切換テンプレートを具現化するものです。この機能により取引先ごとに異なる梱包箱やインクリボン用のラベルを自動的に判別して印刷できるようになり、取引先側としては好きなロゴやレイアウト、デザインを自由に指定できるようになりました。このような個々の顧客向けに合わせたきめ細かいサービスを、プロジェクトの立ち上げや予算の確保などといったプロセスを必要とせずに実現することができたのです。

この自動化されたプロセスにより、Lusk氏はこれまで日常的に行なっていたラベル発行業務の管理から解放され、セールスやマーケティングの業務に時間を割くことができるようになりました。

 

「これほど洗練されたラベル作成ソリューションが、こんなにも簡単に実現できるということをもっと前から知っておくべきでした」

– Ron Lusk氏 Thermal Ribbons Australiaオーナー

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